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ジャグリング・エンターティナー ダンディGOの旅行記
2009.1.8(木)〜1.13(火)
<ベトナム ホーチミン(HO CHI MINH)の旅>
アオザイ・ノン(すげ笠)・シクロ(人力車)・・・
のんびりとしたアジアの風景を求めてベトナム(ホーチミン)へ
1/8(木)
成田〜ホーチミンヘ
成田の駐車場「ゴーゴーパーキング」に預けるが、
車を大型車扱いされ、追加料金を払わされる。
(H3は普通の駐車場でも充分入るはず・・・納得いかず)
・・・が、出発日、幸先よろしく笑顔で済ませる。
成田空港ターミナルにて、
<讃岐の天ぷらうどん>を食べてからゲートイン。
時間帯の良いベトナム航空で出発!
設備も内装も古い。キャビンアテンダントは愛想が悪い。
食事はまずい。コーヒーはぬるい。スクリーンは観にくい。
リクライニングが倒せない。ライトがポイントに当たらない。
が、旅の始まり・・・笑顔で対応。
「ホーチミン/タンソンニャット国際空港」へほぼ予定時刻に到着。
入国審査・荷物ピックアツプ・税関もスムーズ。出だし好調。
迎えてくれた<グンさん>は送迎のみの現地ガイド。
立地を最優先したホテルは繁華街にあるドンコイ通りに面している。
まず戸惑ったのはバイクの異常な多さ。
信号は分かり難く、交通ルールは無いのと同じ。
車やバイクの行きかう中、
歩行者は道路を横断するのにかなりの勇気を必要とする。
最初の夕食は「クアンアン・ゴン」と言う、古民家を改装したベトナム料理店。
とにかく人気のある店らしく、地元民や旅行者で、かなり込み合っている。
2階の屋内席に案内され、メニューをもらうが、
種類が多すぎて何を頼んで良いのか分からない。
言葉はほとんど通じない・・・
やむなく、ガイドブックの料理の写真を指差し、
「これとこれ。」などと言いながら注文。
・・・が、これが以外とスムーズで分かりやすいらしい。
<空芯菜とニンニクの炒め(ラウ・ムォン・サオ・トイ)>
<蒸しエビ(トム・スー・ハップ・ヌック・ユア)>
<揚げ春巻き(チャー・ゾー)><イカのピリ辛焼き><チャーハン>
<サイゴンビール>
香草を使っているため中には匂いのキツイものもあるが、
風土に合っている為か、以外と美味しく食べられる。しかも安い。
「クレープリー&カフェ」という店で食後のデザートを・・・
お勧めの<クレープ>と<カプチーノ>を楽しみながら
ホーチミンの夜の街並みを眺める。
露天のおばさんから<ミネラルウォーター>を1本1万ドン(80円位)で2本買ったが、
後で半額で購入出来ることを知る。
ホテルのお風呂、最初は熱湯が出るが、次第にぬるくなる。
エアコンが故障、フロントに頼んで直してもらう。
早くもたくさんの洗礼を受けた一日目。
1/9(金)
主要観光スポット巡り。
ホテルのビュフェスタイルの朝食は、種類は少ない。
頼んで焼いてもらう<オムレツ>は旨い。
まずは「中央郵便局」から
フランス統治時代の建物らしく外観は西洋風。
内部はアーチ状の高い天井になっており、
中央には土産物売り場があり、およそ郵便局らしくない。
「サイゴン大教会」は公園脇ににある
赤レンガ造りのカトリック教会。
その外観に比べ、内部は以外と地味。
昼間の写真は撮り忘れたので、夜ライティングされた教会
「統一会堂」。
南ベトナム旧大統領官邸。
ベトナム戦争終結の地だけあって、
当時のままの部屋は結構見応えがある。
中庭で<ココナッツジュース>を飲んで一息。
お昼はフエ地方の麺の専門店「ブン・ボー・フエ3A3」
太めの麺に豚足や牛や豚のハム、野菜がのり
お好みでライムやハーブを
ちょっとクセのあるうどんのような感じ。
ここでちょっとしたハプニング。
店員が手を滑らせ、生ゴミのバケツをひっくり返してしまった。
生ゴミとゴミ汁がレストラン中に溢れ、匂いが立ち込める。
一気に食欲ダウン・・・
ベトナムスィーツを求めて果てしなく彷徨い、「チェーナンボ」。
何故が、少し離れた2号店?へ案内される。
2階のベランダ風の店内は明るく居心地が良い。
<暖かい餅米と白豆のチェー>
お豆の入った甘い餅米にココナッツミルクをかけて食べる。
和風な甘味は日本人の口に合う。
元来の甘いもの好き、調子に乗って、
<小豆のチェー>を追加。(これが後で大変なことになる)
氷の入った冷たいお汁粉のような味。うん、イケる。
これで日本円にして150円程・・・旨い、安い!・・・遥々歩いて探した甲斐があった。
店番の子供たち。言葉は全く通じない。
真剣な面持ちで注文を取ったり、運んだり・・
時折見せるあどけない笑顔に癒される。
ベトナム風サンドイッチの「バイン・ミー」の専門店「バミゾン」の隣のカフェ
「チュングエン・コーヒー」で<カフェ・フラペチーノ>を飲みながら一休み。
「水上人形劇(ウォーター・パペット・ショー)」
水上の人形をどのように操っているのかとっても不思議?!
言葉は分からなくても、人形のユーモラスな動きと
それに合わせた演奏者とのやり取りも面白く、充分楽しめた。
夕食は「クアンビエン」。
シンプルな味付けのシーフードレストラン。
<エビとワタリガニのから揚げ>は、味は良いがボリュームありすぎ・・・。
<ガーリックライス>絶品!やみつきになる美味しさ!
<イカの一夜干し>酒のつまみにもってこい。
1/10(土)
これで100円?!充実の「雑貨ツアー」
街中の有名ショップや雑貨店・市場をを巡り、シクロ(人力車)に乗ったり、
食事やデザートまで付いた充実のツアーが何と「100円」。
まず「ナグ」・「モーブ」・「トンボ」などの人気雑貨店と
国営百貨店やアオザイショップを巡る。
人気のアイスクリーム屋さん「ファニー」で<ベトナムコーヒー>と共に食べる。
そこからシクロに乗って「ベンタイン市場」へ
このシクロがやたら乗り心地が良い。バイクや車と一緒に公道を走る。
追い抜いていく車両もなんのその・・・マイペースで優雅にのんびりと・・・
文明の波に押され、無くなりつつあると言うのは残念な話である。
市内最大と言われる「ベンタイン市場」は混み合っていた。
雑貨・手工芸品・生鮮食料品・土産物・屋台・・・などが密集する。
独特な匂いが立ちこめ、客引きもうるさいが、
安さと掘り出し物を求めてか、旅行者もかなり見受けられる。
昼食は「フォー24」。
シンプルな<チキンのフォー>を頼んだが、
期待していた程では無く、このあたりから体調が優れ無くなり、
半分以上残してしまった。
雑貨ツアーをから戻ったトタンだった。
身体がだるくなり、寒気がする。
食中毒?!
前日、調子に乗ってチェーを食べすぎたからか・・・?
心配なのは翌日の「メコンデルタツアー」。
このベトナム旅行のハイライトだと思っていただけに
キャンセルはしたくない。
このあと、体調の回復を願いつつ
ホテルのベットで寝ている事しか出来なかった。
夕食は、ホテル前「エデンモール」のフードコートでジュースのみ
1/11(日)
旅のハイライト「メコンデルタツアー」
何とかベツトから起き上がる事は出来た。
日本を発つ時来ていたダウンジャケットを着込み思い切ってツアーに参加する。
船の出る「ミトー」までの間、大型バスで2時間、とにかく眠り続ける。
日本語ツアーガイド<ドクさん>の説明もほとんど耳に入らない。
「ミトー」の船着場着。
船に乗り換え、まずはフルーツや蜂蜜農園のある「カメ島」へ
出迎えてくれたのは、何故だか蛇。
<蜂蜜ティー>と<ドライフルーツ>の試食。
その後さらに、島の中を歩き、「フルーツ農園」へ。
<日本では珍しいフルーツの試食>と、
女性たちの唄う、ベトナム音楽を聴く。
昼食は船に乗って別の島で。
<揚げ春巻き><焼きそば>そしてメインは、
名物<エレファント・フィッシュのから揚げ>
水深が浅く、細長いメコン川支流のヤシの生い茂るなかを
メコンの風物詩でもある<手漕ぎの小舟>で分け入る。
異国情緒たっぷりの貴重なベトナム体験は、この旅一番の楽しみでもあった。
再び大型船に乗り換えて、<ココナッツ・キャンディ工場>のある島へ
キャンディが出来上がるまでの工程を目の前で見る事が出来る。
もちろん、お土産用の販売も忘れない。
ミトーに戻り、ホーチミンへ
少し無理をしたが、ツアーに参加出来て良かった。
移動中はバスでしっかり体を休めることが出来たし、
試食した蜂蜜やフルーツは身体に優しかった。
なにより異国情緒たっぷりの体験とのんびりした風景に癒された。
体調も少しずつ回復。
所懲りもなく、元気になると腹がへる。
ホテルに戻ることなく、そのまま夕食へ
お焦げご飯を放り投げる事で人気の
「コム・ニュー・サイゴン」。
しかしパフォーマンスの割には
この<お焦げご飯>硬すぎて食べられない。
<生春巻き>もライスペーパーが乾燥しすぎ・・・
他の物は分からないが、あまりお勧めは出来ません。
1/12(月)
もっともっと!
「ジブラル」でホームメイドのケーキ<オペラ>と<コーヒー>
ベンタイン市場すぐの「タインビン」で昼食。
ベトナムで一番美味しかった、僕のお勧めナンバーワンの店。
<カニ肉の春雨炒め><カニ、エビスープ麺>は絶品!
ついでに頼んだ<フルーツジュース>も美味しい。
味の良さ、地元に根付いた雰囲気ともに大満足で、お店のお姉さんと一緒に
「サイゴン川」の川べりを散歩。
親切な物売りのオジサンに写真を撮ってもらう。
その後も、まだまだ意欲的に街を巡る。
「モージョー」で一息。
ここの<カフェフラッペ>はデカイ!
国営百貨店2F「ティム!サイゴン」でユニークな<Tシャツ>を4枚購入。
「サイゴン・センタービル」1Fの「カフェ・テラス」で夕食を取りながら、
ベトナム最後の夜に浸る。
空港で搭乗までの待ち時間、インスタントの<カップ麺>で最後のだめ押し。
僕の思い描いたベトナムとは違っていた。
想像以上のバイクの数と、守られない交通ルール。
排気ガスと騒音。
所構わず座り込み食事をする人々。
臭気と人込みで、ごった返す屋台や市場。
発展に伴う喧噪と、
むせ返るようなアジアの匂いと、
そこにたくましく生きる人々のエネルギー。
それが僕の見たベトナム。
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